天文学者パーシバル・ローエルが、著書「NOTO」の中で「怪鳥ロックの巣のようだ」と表現した漁業用のやぐらです。
「日本最古の漁法」と呼ばれるぼら待ちやぐら、やぐらの上で終日、ボラ(魚の一種)の群を見張り、網をたぐるという原始的な漁法です。
やぐらの上で終日、ボラ(魚の一種)の群れを見張り、網をたぐるという原始的な漁法で、最盛期には、町内に40基を超えるやぐらが立てられていたそうです。
国道249号の根木と潮騒の道でも、ボラ待ちやぐらを見ることができます。
晩秋からは、「けあらし」を見る事が出来る事も!!
けあらし・・・夜間に放射冷却によって冷やされた陸上の空気が暖かい海上などに流れ出し、水面の水蒸気を冷やすことによって発生する。
気温が最も低くなる早朝に発生し、昼前には消散する場合が多いそうです。
〒927-0015 石川県穴水町中居