能登半島を代表する観光地として知られており、恋路海岸は、その名から「ラブロード」として能登のロマンチックスポット、
縁結びのパワースポットにもなっています。
内浦のやさしい女性的な景色を代表する海岸で、
穏やかに湾曲した砂浜と真っ赤に塗られた鳥居の後方に浮かぶ弁天島は恋路海岸の象徴です。
浜に寄せる波はやさしく、訪れる人たちに安らぎを与えてくれます。
現在では、そのロマンチックな名称から”ラブロード”と呼ばれ、恋の橋渡しとなっており、訪れる若者が絶えません。
地名に由来する悲恋伝説が伝えられており、浜辺の一隅には、その青年と娘の像がたっています。
<悲恋伝説>
今より約700年余の昔、鍋乃という娘が助三郎という若者に命を助けられた事から2人は深い恋仲となった。
助三郎は娘に好意を抱く別の男にだまされ、おぼれ死んでしまい、娘も若者の後を追って海に身を投げたという。
2人の恋仲を裂いた男はその後、自らの過ちを悔い2人の菩堤を弔う僧侶となってこの地に住みつき、男女の仲を取り持つ。
その頃から「恋路」と言われるようになったと伝わる。
恋路海岸には、ハート型の「幸せの鐘」が設置されており、この鐘をカップルで鳴らすと深く愛が結ばれると言われていることから、
石川県内外の恋人達が訪れる、人気の観光地です。
毎年7月、海の日の前日「恋路火祭り」が開催されます。
住所
〒927-0601 石川県鳳珠郡能登町恋路